ファッションアイコンとして君臨するオルセン姉妹が、パリで貴重な再会を果たしました。今回、注目を集めたのは、彼女たちが纏った2000年代初頭の流行を彷彿させる洗練されたファッションです。
メゾン「The Row」の秋冬コレクションをパリ・ファッションウィークで発表するため訪れていたMary-KateとAshleyは、まるでドラマ「ゴシップガール」の世界から飛び出したかのような装いで、友人たちとのディナーへ。Ashleyはロングの黒トレンチコートにビーチウェーブのヘアスタイルを合わせ、Blair Waldorfを彷彿させる黒のベルベットハットを小粋に飾りました。Mary-Kateもまた、同じくロングのベルベットコートを纏い、ブラック&エレガントを貫き通しています。クリーム色のスカーフの鮮やかな花のデザインが、シックな中に遊び心を加え、ラフなヘア bun とボックス型の黒ハンドバッグが洗練された大人の女性を演出しています。
妹のElizabethも、トレンドを意識した装いで姉たちに呼応。ボリューミィなブラウンのニットにブルーのドレスパンツを合わせ、チャコールのコーデュロイブレザーとカラフルなストライプのスカーフをポイントに、足元はシルバー金具が光るローファーで仕上げました。ナチュラルなウェーブヘアとミニマルなメイクで、飾らない美しさを表現しています。
Elizabethは、姉のブランド発表会にも出席し、会場内でのカメラや携帯電話の使用を一切禁じるという徹底したシークレットさに、ファッション業界を騒然とさせました。代わりに、ゲストにはノートとペンが配られ、コレクションに対する感想や想いを記録することが求められました。賛否両論はありましたが、完成度の高いコレクションを写真に収められないことに不満の声も上がりました。
普段は謎めいた存在のオルセン姉妹ですが、今回の再会はファンの間で大きな話題を呼んでいます。2月の初めにはニューヨークでの姉妹揃っての外出がキャッチされており、2016年10月以来となる貴重なスリーショットが撮影されました。Y2Kファッションを纏った今回の彼女たちの姿は、ファッションアイコンとしての揺るぎない地位を改めて示しています。